• 本

元気に老い、自然に死ぬ

出版社名 春秋社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-393-33194-1
4-393-33194-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

いかに日本人は老いと死を考えてきたか。老人受難の時代―、宗教学者と作家が、“寂しい老年期”というイメージを吹き払う希望ある新しい生き方、死に方を追究。日本人の宗教・文化思想に鋭く切り込む宗教学者と、多彩な美意識から多くの作品を生む太宰治賞作家との本音のぶつかり合い。

目次

1 老いの自然(古典の中の老いと死
死への準備期間
日本人の「心」に対する関心)
2 老いの心と身体(老いと仕事
死の不安)
3 老いの社会と死(老人受難の時代
老人の反撃)

出版社
商品紹介

日本人が老いと死をどのように考えてきたか、古今の作品を解読し超高齢社会に向かっての在り方を語る。

著者紹介

山折 哲雄 (ヤマオリ テツオ)  
宗教学者。1931年、サンフランシスコ生まれ。54年、東北大印度哲学科卒。出版社勤務を経て、東北大助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、京都造形芸術大学大学院長等を歴任。現在、国際日本文化研究センター所長。ユニークな視座から、宗教思想・文化論に新しい世界を切り拓く
秦 恒平 (ハタ コウヘイ)  
小説家。日本ペンクラブ理事。1935年、京都市生まれ。同志社大卒。69年、『清経入水』で太宰治賞受賞。『盧山』で芥川賞候補。古典世界に感化を受けた多彩な美意識から多くの作品を生む。近来、「日本ペンクラブ電子文芸館」開館に尽力。秦の責任編輯e‐magazine『湖(umi)』も活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)