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世界を喰らう龍・中国の野望

出版社名 春秋社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-393-33389-1
4-393-33389-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 308,30P 20cm

商品内容

要旨

なぜ中国は世界の良心を試す存在となったのか?世界第2位の経済大国となった中国は、急速な技術革新と科学力、肥大化する軍事力と拡張主義、大規模な環境破壊、そして何より、ウイグル、香港、チベツトに見られる深刻な人権問題で、国際社会に衝撃を与えつづけている。そんな中国とどう向き合うか、フランスのベテランジャーナリストが様々な角度から徹底的に考察。

目次

第1章 新「ホモ・シニクス」―ウイグル人とチベット人の悲劇(中国国民―世界で一番監視されている国民
香港とチベットは、きつい締め付けを受けている。そして新疆ではジェノサイド?)
第2章 環境問題―地球環境をかき乱す中国(二〇六〇年までのカーボンニュートラルは夢か現実か
深刻な大気汚染 ほか)
第3章 未来のテクノロジー―中国は「世界の工場」から「世界の研究所」へ(「中国製造二〇二五」―ハイテク分野への中国の野望
世界制覇をかけた半導体戦争 ほか)
第4章 中国の民主主義―いまだ前途遼遠(中国の政権が過去を忘れ去り歴史を上書きするとき
「習大大(習おじさん)」異様な個人崇拝 ほか)
第5章 中国と世界―地球征服を目指して(新シルクロードは支配の手段?
債務の罠 ほか)

出版社・メーカーコメント

北京オリンピックの外交ボイコットが話題のように、いま世界最大の問題児・中国。第二位の経済大国かつ軍事大国。共産党一党独裁で、ウイグル他の人権問題を抱え、拡張主義も隠さず、環境破壊も深刻だ。問題の全貌を捉え対策を考えるジャーナリストの鋭筆。

著者紹介

ドネ,ピエール=アントワーヌ (ドネ,ピエールアントワーヌ)   Donnet,Pierre‐Antoine
1953年、フランス北東部アルザスのコルマール生まれ。国立パリ東洋言語・文化学院中国語学科卒業。1982年にAFP通信社に入社し、1984年から1989年北京特派員。1993‐98年は東京特派員。同通信社の主筆も務めた。アレクサンドラ=ダヴィド=ネール/ラマ・ヨンデン賞、チュルゴー金融ディレクター賞、チュルゴー特別賞などを受賞
神田 順子 (カンダ ジュンコ)  
フランス語通訳、翻訳家
清水 珠代 (シミズ タマヨ)  
フランス語翻訳者
村上 尚子 (ムラカミ ナオコ)  
フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)