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「地霊」の黒い陰 災害の黙示録

出版社名 彰国社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-395-32039-4
4-395-32039-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

「地霊」は崇めれば守り神に…しかし傷を負わせると報復される。多くの災厄や災害、原発事故など、悲惨な事例がそれを物語っている。建築防災の専門家が解く地霊の本。

目次

1 盛り場にひそむ地霊の闇(横井座の悲劇
横井座とはどんな劇場だったのか
千日前は仕置場だった ほか)
2 ビル街に残る将門の記憶(大蔵省の首塚事件
祟り神としての将門
日比谷は入江だった ほか)
3 鉄道に踏みにじられた地霊(骨ヶ原での腑分け
小塚原とはどんな所だったのか
吉田松陰の処刑 ほか)
4 台地にひそむ地霊の黒い陰(淀川大洪水で河内平野は海に
河内湾から河内湖へ
淀川の歴史は堤防の歴史 ほか)
5 震災で浮かび上がった地霊(母への最後の手紙
新婚の妻へ
幼い子供へ ほか)
6 地霊の声は防災の原点(沖の百万坪
地名には地霊が隠れている
失われた地名 ほか)

出版社
商品紹介

建築防災の専門家が、災害列島日本において、開発や工事で地霊を傷つけることのないようにとの願いでまとめた啓蒙書。

著者紹介

岡田 光正 (オカダ コウセイ)  
1929年高知県に生まれる。1952年京都大学工学部建築学科卒業。清水建設(株)・京都工芸繊維大学助教授等を経て、1962年大阪大学工学部助教授。1967年大阪大学工学部教授。1992年同定年退官、大阪大学名誉教授。1992~1997年大阪工業大学教授。工学博士。1965年日本建築学会賞、1986年空気調和衛生工学会賞、2011年日本建築学会大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)