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富士山文化 その信仰遺跡を歩く

祥伝社新書 325

出版社名 祥伝社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-396-11325-4
4-396-11325-0
税込価格 924円
頁数・縦 308P 18cm

商品内容

要旨

容易には理解できない奥深さを持つのが、富士山の信仰文化である。本書では、富士山学の第一人者が、世界文化遺産登録を受けた遺跡はもちろん、そこから漏れた重要遺跡もまとめて、富士山文化の全貌を解説する。まさに待望の本格的参拝ガイドとなった。

目次

第1章 江戸の町が「富士のお山」を支えてきた!
第2章 「富士塚」に参拝しよう!
第3章 「富士山遥拝所」の跡を訪ねよう!
第4章 「浅間神社」に参拝しよう!
第5章 「登拝道」を辿ろう!
第6章 富士山内・山麓の遺跡を訪ねよう!
第7章 「お胎内」に潜ろう!
第8章 「富士八海」を巡拝しよう!
第9章 「富士山形」を探そう!

出版社・メーカーコメント

(祝)ユネスコ世界文化遺産登録 富士塚、浅間神社、お胎内 遥拝所、登拝道、富士八海…… こんなに豊かで奥深い世界があった! 本書に登場する遺跡の一部 下谷坂本富士◎千駄ヶ谷富士◎山宮浅間神社◎大塚◎高尾山富士道◎苗場山◎白糸ノ滝◎人穴◎女人天上◎富士山本宮浅間大社◎村山大日堂◎北口本宮冨士浅間神社◎印野胎内◎船津胎内◎御師住宅◎吉田口◎須走口◎泉端◎烏帽子岩◎小御嶽神社◎明見湖◎お中道◎金明水…… ■富士山は、いかにして信仰されてきたか 富士山が、ユネスコ世界文化遺産に登録された。はたして構成要素の中に、富士五湖や白糸(しらいと)ノ滝、胎内樹型(たいないじゅけい)が含まれているが、その文化的価値はどこにあるのだろう。また、関東一円に現存する富士塚(ふじづか)がひとつも含まれなかったが、それに値(あたい)しないのだろうか。容易には理解できない奥深さを持つのが、富士山の信仰文化である。本書では、富士山学の第一人者が、世界文化遺産登録を受けた遺跡はもちろん、そこから漏(も)れた重要遺跡もまとめて、富士山文化の全貌(ぜんぼう)を解説する。まさに待望の本格的参拝ガイドとなった。

著者紹介

竹谷 靭負 (タケヤ ユキエ)  
1941年、東京生まれ。富士山・吉田口御師の末裔で、靭負は、御師の世襲名。本名は、竹谷誠。拓殖大学名誉教授。理学博士。現在は、富士山文化研究会会長、富士学会理事他。略歴は、早稲田大学理工学研究科応用物理学専攻・修士修了。NEC中研を経て、拓殖大学工学部情報工学科勤務。Children Research Center,Univ.of Illinois客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)