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禁断の説得術応酬話法 「ノー」と言わせないテクニック

祥伝社新書 531

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-396-11531-9
4-396-11531-8
税込価格 880円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

言わずと知れたAVの帝王・村西とおる。彼が英語の百科事典のセールスマン時代に習得、全国一位の営業成績を上げるに至った技術が、応酬話法である。その後、テレビゲームのリース業で大儲けするが、応酬話法は設置先の開拓などで威力を発揮した。一九八八年にダイヤモンド映像を設立、素人女性から有名人までを口説き、AV出演を成功させた。その武器となったのは、もちろん応酬話法である。一九九二年、ダイヤモンド映像は負債総額50億円で倒産。過酷な取り立てで、命の危険にさらされることもあったが(「はじめに」参照)、応酬話法によって危機を脱出、やがて完済した。この秘伝とも言うべき禁断の説得術を、ふんだんな具体例(時に抱腹、時に涙)と共に開陳したのが、本書である。ビジネス、恋愛、趣味などあらゆる場面で応用可能。取り入れるか否かは、あなた次第です。

目次

序章 応酬話法とは何か
第1章 質問話法―質問によって本音を炙り出す
第2章 間接否定話法―最初に肯定してから、ソフトに否定していく
第3章 繰り返し話法―相手の言葉を繰り返して、悪感情を緩和する
第4章 実例話法―具体例を示すことで、説得力・親近感・安心感が増す
第5章 聞き流し話法―論争を避け、自分のペースに持ち込む
第6章 大失敗
終章 自分を識る

出版社・メーカーコメント

「トップセールスマン、AVの帝王、借金50億円の完済、すべてこれのおかげでございます」応酬話法とは――お客さまから投げかけられる疑問・質問・反論に答えるためのセールストークのことです。実は、お客さまの反応には一定の型があり、その型ごとに答えを用意するのです。誤解されやすいのですが、けっしてお客さまを論破(ろんぱ)するものではありません。むしろ、お客さまに自然に納得していただく、「ノー」と言わせない説得術です。(本文より)■村西とおる・最大の武器を開陳(かいちん)言わずと知れたAVの帝王・村西とおる。彼が英語の百科事典のセールスマン時代に習得、全国1位の営業成績を上げるに至った技術(テクニック)が、応酬話法である。その後、テレビゲームのリース業で大儲(おおもう)けするが、応酬話法は設置先の開拓などで威力を発揮した。1988年にダイヤモンド映像を設立、素人女性から有名人までを口説(くど)き、AV出演を成功させた。その武器となったのは、もちろん応酬話法である。1992年、ダイヤモンド映像は負債総額50億円で倒産。過酷な取り立てで、命の危険にさらされることもあったが(「はじめに」参照)、応酬話法によって危機を脱出、やがて完済した。この秘伝とも言うべき禁断の説得術を、ふんだんな具体例(時に抱腹(ほうふく)、時に涙)と共に開陳したのが、本書である。ビジネス、恋愛、趣味などあらゆる場面で応用可能。取り入れるか否(いな)かは、あなた次第です。

著者紹介

村西 とおる (ムラニシ トオル)  
本名・草野博美、職業・AV監督。1948年、福島県生まれ。1967年、福島県立勿来工業高校卒業後に上京、バー「どん底」勤務。1970年、グロリア・インターナショナル日本支社に転職し、英語の百科事典『エンサイクロペディア』のトップセールスマンとなる。1978年、テレビゲームのリース業により1年半で7億円を得る。1980年にはビニール本・裏本の制作販売に転じ、北大神田書店グループ会長に就任するが、1984年に猥褻図画販売目的所持で逮捕、全財産を失う。AV業界に進出して、1988年にダイヤモンド映像を設立。最盛期の年商は100億円。しかし1992年、衛星放送の投資に失敗、負債総額50億円で倒産する。その後、タオル販売、蕎麦店経営、アダルトグッズ販売などを経て借金を完済、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)