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不動産で知る日本のこれから

祥伝社新書 601

出版社名 祥伝社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-396-11601-9
4-396-11601-2
税込価格 946円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

局地的な上昇を示す地域がある一方で、地方の地価は下がり続ける。高倍率で瞬時に売れるマンションがある一方で、金を出さねば売れない物件もある。いったい日本は、どうなっているのか?「不動産のプロ」であり、多くの現場に立ち会ってきた著者は、「不動産の動きを観察すれば、手に取るように経済がわかる」と言う。インバウンドの恩恵は続くのか?共働き夫婦の都心移住の行方は?そして、本当の買い時はいつなのか?景気後退が叫ばれ、先行きの不透明感が増すなか、日本経済を知るヒントがここに!

目次

第1章 マンションは、どうなっていく?(タワーマンションを買うのは、東京を知らない地方の人たち
相続人が見つからない老朽化マンションの悲鳴 ほか)
第2章 不動産新事情(「これから世代」の「家」の選び方
サブリース事業に見る「甘え」の構造 ほか)
第3章 不動産の背景は、こうなっている!(あなたのいる土地の下に眠るもの
会社に通うための家を買う、働き盛りの貧しき思考能力 ほか)
第4章 地方はどうなる?観光はどうなる?(お客様はどろぼう様?―ホテルの備品は、どこまで持ち帰ってよいのか
シャッター通り商店街は、何が問題なのか ほか)
第5章 都市開発の行方(マッカーサー道路が分断したオジサンの街、新橋の明暗
埼玉県の植民地=池袋は翔ぶことができるか ほか)

著者紹介

牧野 知弘 (マキノ トモヒロ)  
1959年、アメリカ生まれ。東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループを経て、三井不動産に勤務。2006年、J‐REIT(不動産投資信託)の日本コマーシャル投資法人を上場。現在は、オラガ総研株式会社代表取締役としてホテルや不動産のアドバイザリーのほか、市場調査や講演活動を積極的に展開。不動産関係の数多くの著書を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)