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岩倉使節団 誇り高き男たちの物語

祥伝社黄金文庫 Gい12-2

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-396-31589-4
4-396-31589-9
税込価格 1,153円
頁数・縦 775P 16cm

商品内容

要旨

知られざる歴史的壮挙というべき大旅行がある。「岩倉使節団」の物語である。明治4年11月、廃藩置県という大変革を強行してからわずか4カ月後、明治新政府は右大臣岩倉具視率いる使節団を欧米諸国に派遣した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら維新革命の立役者たち。幕末に条約を結んだ米欧12カ国へ、1年9カ月余りにも及ぶグランドツアーである。それは、「黒船」に象徴される西洋列強の圧倒的なパワーに対する、「誇り高き日本人」の華麗なるチャレンジであった。

目次

船出編(大いなる旅へ
思惑)
米国編(サンフランシスコ
大陸横断・蒸気車の旅 ほか)
英国編(大英帝国の首都・ロンドン
憲法・羅紗・鉱山 ほか)
欧州編(麗都・パリ
フランスの底力 ほか)
アジア・日本・帰国編(スエズ運河、紅海、インド洋へ
弱肉強食のモデル地帯を往く ほか)

おすすめコメント

明治4年、欧米12カ国へ向かった「岩倉使節団」。なぜこの大視察旅行が企てられたのか。異国の地でどんな体験をしたのか。その主要ルートを約8年かけてたずね終えた著者だから語れる情報満載

出版社・メーカーコメント

岩倉具視、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文 国の命運を背負い、海を渡った男たちの一大視察旅行を鮮やかに描き出す! サムライたちから、我々は今、何を学ぶべきか? 知られざる歴史的壮挙というべき大旅行がある。「岩倉使節団」の物語である。明治4年11月、廃藩置県という大変革を強行してからわずか4カ月後、明治新政府は右大臣岩倉具視率いる使節団を欧米諸国に派遣した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら維新革命の立役者たち。幕末に条約を結んだ米欧12カ国へ、1年9カ月余りにも及ぶグランドツアーである。それは、「黒船」に象徴される西洋列強の圧倒的なパワーに対する、「誇り高き日本人」の華麗なるチャレンジであった。明治4年の「大使(アンバッサドル)」たちの、命を懸けた大視察旅行! 志高く、真剣に学んだ先人たちの姿は方向性を見失い、自信をなくした平成の日本人にどう映るのか

著者紹介

泉 三郎 (イズミ サブロウ)  
昭和10年生まれ。一橋大学経済学部卒。在学中に石原慎太郎らと南米大陸横断のスクーター旅行。事業の傍ら1976年から岩倉使節団の足跡を追う旅をはじめ、約8年で主なルートをたずね終える。その成果をもとに、数々の著作やスライド映像を制作。96年には「米欧回覧の会」を設立。また、『米欧回覧実記』の現代語訳を企画、DVD『岩倉使節団の米欧回覧』を制作(いずれも慶應義塾大学出版会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)