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謹訳源氏物語 8

改訂新修

祥伝社文庫 は18−8

出版社名 祥伝社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-396-31744-7
4-396-31744-1
税込価格 1,012円
頁数・縦 554P 16cm
シリーズ名 謹訳源氏物語

商品内容

要旨

光源氏が世を去って後、六、七年が過ぎた。女三の宮腹の若君・薫は、自らの出生の秘密に悩む。薫君、匂宮を中心に、物語は傑作「宇治十帖」へ―。薫十四歳から二十四歳まで。

出版社・メーカーコメント

各界が絶賛した全五十四帖 現代語訳の決定版、待望の文庫化!源氏亡きあと、出生の秘密に悩む薫。「宇治十帖」の幕が開く。 光源氏が世を去って後、六、七年が過ぎた。女三の宮腹の若君・薫は、自らの出生の秘密に悩む。 薫君、匂宮を中心に、物語は傑作「宇治十帖」へ。薫十四歳から二十四歳まで。 解説・大輪靖宏(上智大学名誉教授) ◎謹訳とは――題して『謹訳 源氏物語』としたのは、原典の持つ深く豊かな文学世界を、忠実謹直なる態度で解釈し味わい尽くして、作者の「言いたかったこと」を、その行間までも掬い取りたいという思いを込めたのである。(林望)

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程単位取得満期退学(国文学専攻)。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年に日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P.コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で92年に国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で93年に講談社エッセイ賞、『謹訳 源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年に毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)