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冬の砦 長編サスペンス

祥伝社文庫 か21-2

出版社名 祥伝社
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-396-33482-6
4-396-33482-6
税込価格 943円
頁数・縦 607P 16cm

商品内容

要旨

凍てついた早朝の高校校庭で、警備員の桜木が女子生徒の全裸死体を発見した。元警官という経験を買われた桜木が真相を追うや、教師の学内不倫や用地売却を巡る理事会の軋轢などが浮上。死んだ女生徒がかつて経験した悲惨な事件による精神の傷は、今回の凶事に関わるのか?元警官と現職刑事の攻防と友情、さらに繊細な筆致で心の深淵を抉る異色の警察小説。

著者紹介

香納 諒一 (カノウ リョウイチ)  
1963年、横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒。91年「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞し、92年に小社刊『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。正統派のハードボイルド・冒険小説家として注目を集め、99年には『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)