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そんな夢をあともう少し 千住のおひろ花便り

祥伝社文庫 い29−1

出版社名 祥伝社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-396-34491-7
4-396-34491-0
税込価格 792円
頁数・縦 376P 16cm

商品内容

要旨

千住の遊女おりんは、昨夜も茶を挽いた。岡っ引きの幸助が捕物でしくじり、来なかったからだ。このままでは、おりんは他所へ売り飛ばされる。焦る遣り手のおひろに、やる気のないおりん。そこに現れたのは…(「女郎花」より)。深くて暗くて絶対に埋まらない男女の溝。おひろは、それを少しでも埋めようとする。飯盛旅籠を舞台に、人生の機微を描いた傑作時代小説。

出版社・メーカーコメント

「夢」という字で涙が出るのは何故だろう?大矢博子氏(文芸評論家)唸る!最後にすべてがわかったとき、ドラマの豊穣さに嘆息する。自分の夢は破れたし、遊女の夢は儚(はかな)いけれど……。一途(いちず)に誰かの夢の後押しをする。そんな飯盛旅籠(めしもりはたご)の遣(や)り手(て)おひろの物語。千住(せんじゅ)の遊女おりんは、昨夜も茶を挽(ひ)いた。岡っ引きの幸助(こうすけ)が捕物でしくじり、来なかったからだ。このままでは、おりんは他所(よそ)へ売り飛ばされる。焦(あせ)る遣り手のおひろに、やる気のないおりん。そこに現れたのは……(「女郎花(おみなえし)」より)。深くて暗くて絶対に埋まらない男女の溝(みぞ)。おひろは、それを少しでも埋めようとする。飯盛旅籠を舞台に、人生の機微(きび)を描いた傑作時代小説。

著者紹介

稲田 和浩 (イナダ カズヒロ)  
1960年東京都生まれ。大衆芸能脚本家、演芸評論家、ライター。自らを台本屋と自称し、主に、落語、講談、浪曲、喜劇などの脚本、演出を手掛ける。著書に『食べる落語』『浪曲論』『にっぽん芸能史』『落語に学ぶ大人の極意』『水滸伝に学ぶ組織のオキテ』などがある。色街に住む人たちの哀切を描いた『そんな夢をあともう少し―千住のおひろ花便り』が時代小説のデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)