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希望のレール 若桜鉄道の「地域活性化装置」への挑戦

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-396-61576-5
4-396-61576-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

外資系IT業界から過疎の町へ乗り込んだ“鉄ちゃん社長”の戦略と戦術。小さな会社の大きな実験はなぜ成功したのか。

目次

1 そしてSLは走った―地域を挙げての「社会実験」は、なぜ成功したのか(“里帰り”したSL
鉄道遺産が「物語」の幕を開ける ほか)
2 好きなことを仕事にする―“鉄ちゃん社長”の誕生(公害問題が“鉄ちゃん”への入口だった
なくなる路線を見ておきたい ほか)
3 地方だから、できること―「地域活性化装置」を目指して(情と理―「地域」と「都会」の文化の違い
「誰もが何でもやる」社内文化 ほか)
4 希望のレール―人をつなぐ、地域をつなぐ、時代をつなぐ(営業とマーケティング
事業戦略をフローで小分けに考える ほか)

出版社・メーカーコメント

外資系IT業界から 過疎の町へ乗り込んだ “鉄ちゃん社長”の戦略と戦術 小さな会社の大きな実験は なぜ成功したのか レールは希望を乗せて走る 私は平成26年(2014)9月、若桜鉄道の社長に就任しました。社長を公募していることを知り、応募したのです。公募社長としての私に託された課題は、言うまでもなく経営の建て直しでした。ところが沿線は少子高齢化と過疎化が進み、大きな観光地に恵まれているわけでもありません。これでは若桜鉄道の建て直し以前に、鉄道はおろか地域社会が消えてしまいかねない――そんな危機感に慄然としました。しかし、そこにはまだ希望が残されていたのです。19.2kmのレールは、人だけではなく希望を乗せて走るのです。(「はじめに」より)

著者紹介

山田 和昭 (ヤマダ カズアキ)  
若桜鉄道株式会社代表取締役社長。1963(昭和38)年、東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科卒。1987年からIT業界でシステム開発営業や、プロダクトマーケティング、カスタマーマーケティング、コーポレートマーケティングなどに携わる。外資系IT企業を退職後、幼少期から関心のあった鉄道に目を向け、2012年8月、秋田県の第3セクター・由利高原鉄道のITアドバイザーに就任。その実績を元に2013年、地域鉄道の業務支援を行なう合同会社日本鉄道マーケティングを設立。翌2014年に若桜鉄道の公募社長に応募し、9月に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)