• 本

ドールハウスの惨劇

出版社名 祥伝社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-396-63637-1
4-396-63637-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 353P 19cm

商品内容

文学賞情報

2022年 第25回 ボイルドエッグズ新人賞受賞

要旨

鎌倉にある名門・冬汪高校二年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに、生徒や教師から様々な依頼を受け解決する“便利屋”として活動している。ある日、道を歩けばスカウトが群がり、学内にファンクラブすら存在する超絶美少女・藤宮美耶から、蓮司はある依頼を受ける。美耶は双子の妹・沙耶とともに、狂気さえ感じさせる母親によって、異様すぎる管理下に置かれていた―まるで“人形”のごとく。蓮司と麗一がその依頼を引き受けたがゆえ、惨劇の幕は開く!舞台は、双子の姉妹とその母が住む白亜の豪邸。ふたりは特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相をひもといてゆく。第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞、衝撃のミステリー!正義感の強い秀才×美麗の変人、ふたりの高校生探偵が驚愕の事件に挑む! カルシウム摂取量全国トップ・滝 蓮司 × 眉目秀麗の超変人・卯月麗一高2の夏、僕らはとてつもない惨劇に遭う! 舞台は鎌倉にある名門・冬汪高校。同高二年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに、生徒や教師から依頼を受け、思ってもみない方法で解決を図る”学内便利屋”として活動している。その名も「たこ糸研究会」。会長は蓮司、副会長は麗一。取り壊しの決まっている古い校舎の一角が、ふたりの部室にして”事務所”だった。ある日蓮司は、道を歩けばスカウトが群がり学内にはファンクラブすら存在する超絶美少女、藤宮美耶という同級生から、ある依頼を受ける。その依頼とは――。蓮司と麗一が依頼を引き受けたがゆえ、惨劇の幕は開く! 舞台は、鎌倉に佇む白亜の豪邸。ふたりは特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相をひもといてゆく。新進気鋭の著者が放つ、渾身のミステリー!

著者紹介

遠坂 八重 (トオサカ ヤエ)  
神奈川県出身。早稲田大学文学部卒業後、一般企業に勤務しながら、小説執筆に挑戦。2022年、本作『ドールハウスの惨劇』で第二十五回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した。エンターテインメント性に富んだ筆致と人物造形の妙が高評を得て、本作は既にシリーズ化が決定し、2023年夏に続刊を予定。専敬する作家は、ヘルマン・ヘッセと川端康成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)