• 本

世界は終わらない

出版社名 新書館
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-403-21081-5
4-403-21081-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 115P 20cm

商品内容

要旨

僕は偶然の産物であり、イデオロギーの赤ん坊、歴史の孤児だ。ヒトラーとスターリンが共謀して僕を家なしにした―柴田元幸が贈る、ピュリツァー賞詩人の代表作。

目次

私の母はくねくねのぼる
スカリゲルはクレソンを目にして
私はジプシーに
そこは骨董の磁器を専門に
熱いスチームアイロンで彼女は
わが家はひどく貧しかった
私はナポレオン軍の最後の兵士
「わしとフロイト博士の話はみんな知っておる」
そいつは世界の終末の獣の
空中浮揚の全盛期で〔ほか〕

おすすめコメント

僕は偶然の産物であり、イデオロギーの赤ん坊、歴史の孤児だ。ヒトラーとスターリンが共謀して僕を家なしにした・・・。柴田元幸が贈る、ピュリツァー賞詩人の代表作!

著者紹介

シミック,チャールズ (シミック,チャールズ)   Simic,Charles
1938年、ユーゴスラビアのベオグラード生まれ。15歳のときにアメリカに移住。現在ニュー・ハンプシャー大学教授。これまで60冊以上の詩集・エッセイ集および英訳書があり、全米芸術文学アカデミー賞、全米詩協会賞、P.E.N.翻訳賞、エドガー・アラン・ポー賞など多数の受賞歴がある。また、1990年には『世界は終わらない』でピュリッツァー賞を受賞した
柴田 元幸 (シバタ モトユキ)  
1954年、東京生まれ。東大助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)