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新・中世王権論 武門の覇者の系譜

出版社名 KADOKAWA(新人物往来社)
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-404-03228-7
4-404-03228-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 260P 19cm

商品内容

要旨

野を駆ける戦士から統治者へ、武士はいかに変貌を遂げ、列島の王となったのか。自ら地域を支配しそこに生きる人びとを統治する武家の王権を通して列島の天皇、国家を考える。

目次

序章 武門の覇者の類型
第1章 東国武士の肖像
第2章 幕府草創
第3章 競争者たち
第4章 承久の乱
第5章 北条氏政権の骨格
第6章 幕府内の断裂
第7章 争乱が指し示す行方
第8章 北条氏政権の終焉
終章 武門の覇者と国家像

出版社
商品紹介

王権とは、地域を掌握し人々を統治する意志である。在地を支配する御家人と幕府権力と天皇・国家を、武家の動向を通して語る注目の書。

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
東京大学史料編纂所助教授。1960年東京に生まれる。東京大学・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。卒業論文では高野山をテーマに取り上げるも、宗教史の難しさに辟易し、修士論文では朝廷の制度史に取り組む。1988年、東京大学史料編纂所に入所。現在は、大日本史料第五編を担当。中世政治史、古文書学を専攻する。また最近は、昔から愛好していた歴史的人物を科学的な脈絡の中で捉え直す、「新しい人物史」の構築に興味を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)