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『資本論』で読み解く現代経済のテーマ

出版社名 新日本出版社
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-406-03084-7
4-406-03084-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 189P 21cm

商品内容

要旨

市場機能と民主的規制の必然性など、現実経済の今日的問題を『資本論』を基礎に読み解くユニークな研究・解説書。マルクスが明らかにした価値概念の理解にも新しい光をあてる。

目次

第1章 市場万能主義と社会進歩―需要・供給曲線の問題点から考える―(需要・供給曲線の問題点
価格を決めるものと需要・供給 ほか)
第2章 経済の民主的改革とは(国民生活をまもり向上させる
民主的規制は戦略的意義をもつ)
第3章 経済成長と価値―討論「国民所得は価値か使用価値か」(書簡による討論の経過
最初の問題提起「経済成長とは使用価値量の増大ではないか」 ほか)
第4章 為替レートは何によって決まるか―円高と新・購買力平価説(論文「為替レートは何によって決まるか」の企図
外国為替市場(外貨市場)と為替レート(外貨の価格) ほか)
第5章 サービス生産をどう理解するか(サービス生産と価値
サービス生産と再生産表式)

著者紹介

川上 則道 (カワカミ ノリミチ)  
1943年生まれ。都留文科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)