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日本の高学費をどうするか

出版社名 新日本出版社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-406-03222-3
4-406-03222-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 242,4P 20cm

商品内容

要旨

ひろがる経済的格差、学びたい若者の未来を奪うものはだれか!重い教育費負担の現状と打開の道を、国際人権規約の「無償教育の漸進的導入」をキーワードに実証的に解明。

目次

国際的・歴史的にみた「学費」の考え方
日本の学費の現状をどうみるか
占領期から国際人権規約の登場までの教育条件
国際人権規約と国民の教育権
ひろがる経済的格差と重い教育費負担
学生生活費のきびしい実態
授業料値上げに反対の声あいつぐ
私立大学生の支出にみる地域別特徴
増大し続ける学費負担が困難な階層の人たち
「無償教育の漸進的導入」実現をめぐる歴史
授業料の考え方と「受益者負担」の論理
教育をめぐる民主的な国内法と国際法規
より良い教育条件のための民主的な経済政策
「無償教育の漸進的導入」実現への政治の役割

出版社
商品紹介

国際的に異常に高い日本の学費。憲法・教育基本法や国連規約の無償教育実現への道を、教育行政と学費の現状をふまえ実証的に探る。

著者紹介

田中 昌人 (タナカ マサト)  
1932年東京生まれ。1954年京都大学教育学部卒業。1954年京都大学助手、1956年滋賀県大津市南郷中学近江学園分校教諭、1964年滋賀県立近江学園指導係長、1970年京都大学教育学部助教授、1983年京都大学教育学部教授、1995年京都大学停年退官、名誉教授。1996年龍谷大学文学部教授、2003年龍谷大学文学部教授定年退職。現在、全国障害者問題研究会顧問、人間発達研究所所長、大学評価学会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)