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日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

出版社名 新日本出版社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-406-06481-1
4-406-06481-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

加害者は消し去ろうとしても、被害者は忘れない―「嫌韓」の歴史的起源と解決の展望を探る第一線研究者ら11人による多角的考察。

目次

1 徴用工裁判で問われていること(取り残された植民地支配の清算―被害者と向き合うとき
徴用工問題をめぐる問題点の整理と解決の展望について
「徴用工」判決にどう向き合うか―日韓請求権協定の経緯と日本の植民地支配責任
日韓請求権協定で「解決ずみ」なのか)
2 加害責任とは何か?―植民地支配、強制連行、日本軍「慰安婦」(問われているのは日本の植民地支配への反省
強制連行・強制労働の犠牲者の遺骨発掘・返還を通じた韓国との交流
日本は何度も謝ったのか―日本軍「慰安婦」問題にみる「過去の克服」の実態)
3 歴史認識をただすために(朝鮮三・一独立運動一〇〇年―その歴史認識をめぐって
教科書の中の「韓国併合」―植民地教育とは何かを問うために
「嫌韓」の歴史的起源を探る―なぜ、日本のメディアの韓国報道は歪むのか 韓国報道を歪ませる「眼鏡」の系譜
内政危機のなかの日清戦争―“宗主国意識”の出発点)

おすすめコメント

2018年韓国大法院の徴用工判決を機に日本の政府、マスコミの異常な反応が、国民感情・歴史認識にも負の影響を及ぼし、さらに日韓関係を悪化させている。戦後75年、韓国を植民地下した「韓国併合」から110年。日韓関係の解決のために何が必要か、第一線の研究者ら11人による多角的に考察をした論考をまとめる。