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革命キューバの民族誌 非常な日常を生きる人びと

出版社名 人文書院
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-409-53046-7
4-409-53046-1
税込価格 6,600円
頁数・縦 279P 20cm

商品内容

要旨

世界の希望であった革命キューバ―社会主義革命の理想と現実を、「普通の人びと」はどう受けとめてきたのか。現地で暮らした人類学者が描く、等身大のキューバの姿。

目次

第1章 「新しい人間」をつくる―フィデルとチェの理想と現実
第2章 同志たちの愛と友情―創設フィクションしてのキューバ革命
第3章 平和時の非常期間―ソ連なきあとの非常な日常
第4章 ポスト・ユートピアのアイロニー
第5章 ディアスポラとしての「新しい人間」―『キューバ・センチメンタル』とその後
第6章 アイロニカルな希望

著者紹介

田沼 幸子 (タヌマ サチコ)  
1972年生まれ。国際基督教大学教養学部社会学科在学中、カリフォルニア大学サンディエゴ校への交換留学がきっかけで文化人類学者を志す。2004年、大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。人間科学博士(大阪大学)。2012年より、大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻助教。映像作品に、『キューバ・センチメンタルCoba Sentimental』(2010年、60分。ゆふいん文化・記録映画祭第四回松川賞受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭、ケベック国際民族誌映画祭、ゲッティンゲン国際民族誌映画祭、ハバナ若手映画祭にて入選上映)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)