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定本焼絵考 日本・中国・韓国・ロシア・インドネシアの焼絵

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-416-91908-8
4-416-91908-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 303P 30cm

商品内容

目次

第1章 日本の焼絵
第2章 中国の焼絵(烙画)
第3章 韓国の焼絵(烙画)
第4章 ロシアの焼絵
第5章 インドネシアの焼絵
第6章 寄稿文
第7章 焼絵のこれから

出版社・メーカーコメント

2014年12月刊行『柳宗悦も賛美した謎の焼絵発掘』の改訂新版。初版刊行後に、(1)江戸・明治期以降にも焼絵を描いた人物がさらに見出されたこと、(2)江戸期になぜ、焼絵が再興・復興を遂げたかの謎に辿り着けたこと、(3)文献上に掲載されていたが行方不明の焼絵が発見されたこと、(4)日・中・韓の他に、ロシアとインドネシアの焼絵の調査ができたこと、(5)焼絵画法は異なるが、途切れなく継続し連綿と焼絵が描かれていること、を補遺するため、新資料、作品並びに補足・加筆を含め関係機関と各位の協力で、文字の組み方を変え、判型も大型化し、全面的に改訂を行った。焼絵とは、金属性の鏝、火箸などを熱して紙、絹、竹などに絵画、文字を描くものの総称で、現在ではあまり知る機会が少なくなったが、その歴史は古く、中国、朝鮮、日本では1000年も前から行われていた。その証拠に我が国では、国学者の林亀瑞や、屋代弘賢の記述『聚遠雑記抄附焼絵考』が宮内庁書陵部にあり、日本書紀、平家物語、盛衰記などにも焼絵の記述が確認できる。また、譜代大名、国学者、狩野派の絵師、京都四条派、浮世絵師なども焼絵を描いていた。本書では、古典籍の分野から見た日本の焼絵の歴史を辿る資料として、その価値を検証するため全文を掲載。その他、江戸時代に実在した焼絵作家の活動や、世界の焼絵の歴史をわかりやすく解説、焼絵の魅力を一冊に凝縮した決定版になっている。さらに現役で活躍する美術博物館学会員、書道家などの未発表論文を収録している点も本書の大きな特色のひとつで、美術史を志す学生はもちろんのこと、絵画研究のプロにも役立つ内容である。

著者紹介

田部 隆幸 (タベ タカユキ)  
1943年12月東京生まれ。1966年3月武蔵工業大学(現東京都市大学)機械工学科卒業。1966年4月ニッパツ(日本発条)株式会社入社。懸架用ばねの設計開発・研究に従事し論文多数。国際標準ISOに日本初「ばね(TC227)」を提案・承認。『6カ国語ばね用語事典』(日本規格協会、2004年)編集幹事。2007年の定年退職後、美術分野で活動を開始。日本ばね学会、東洋大学国際井上円了学会、日本陶磁協会、河鍋暁斎記念美術館、日本・インドネシア美術研究会、大田区郷土の会の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)