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ハンザ「同盟」の歴史 中世ヨーロッパの都市と商業

創元世界史ライブラリー

出版社名 創元社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-422-20337-9
4-422-20337-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 298P 19cm

商品内容

要旨

世界史上最大かつ最も長期にわたって存続した都市連合体「ハンザ」は、中世の商業発展と都市の役割を知る上で格好のテーマである。彼らはいかにして独立性を保ちつつ、ヨーロッパ北部の経済活動を支配するに至ったのか。本書ではハンザ商業展開の前夜から説き起こし、盟主リューベクを中心にやがて絶頂を迎えるハンザ諸都市の興隆、その終焉までの数百年間の歴史をみる。ハンザ史研究の泰斗による好個の通史。

目次

序章 ハンザ「同盟」とは何か
第1章 ハンザの前史
第2章 商人ハンザの時代
第3章 都市ハンザの成立
第4章 14世紀前後のハンザ貿易
第5章 ハンザの機構および貿易と都市の態様
第6章 ハンザの衰退
第7章 ハンザ諸都市の群像
第8章 ハンザの末路
終章 ハンザの文化遺産

出版社
商品紹介

史上最大の都市連合体として中世・近世ヨーロッパ史に大きな足跡を残した「ハンザ」の通史。ハンザ研究の泰斗による渾身の一冊。

著者紹介

高橋 理 (タカハシ オサム)  
1932年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科(西洋史学専攻)修士課程修了。弘前大学教養部教授、山梨大学教育学部教授、立正大学文学部教授を歴任、2003年立正大学を定年退職。著書:『ハンザ同盟―中世の都市と商人たち』(教育社)、『都市論の現在』(共著、文化書房博文社)。主な論文:「十三世紀ヴィスビ・ドイツ商人による北方通商法の確立」(『史学雑誌』88編11号)、「中世初期における北・東ヨーロッパの宣教事情」(『弘前大学教養部紀要』30号)、「ハンザ都市リューベクの帝国直属と十三世紀の教皇庁」(山梨大学教育学部報告)、「フィンチャルの聖ゴドリクとその時代」(『立正史学』93号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)