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薬剤師が教えるCBDオイルのトリセツ

出版社名 自由国民社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-426-12873-9
4-426-12873-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 238,16P 19cm

商品内容

要旨

健康・美容に!正しい使い方。法改正をふまえた最新最大の内容!

目次

第1章 日本人になじみが薄れた「大麻草」について(世界で異なる大麻草の定義
大麻草は日本ではなじみのある「医療用大麻」だった ほか)
第2章 「CBD」がセルフケアで注目されるわけ(大麻草の代表成分「カンナビノイド」について
もう1つの体の機能調整経路「エンドカンナビノイドシステム」 ほか)
第3章 「CBD」の効果を感じるための使い方(3種類のCBDオイル
CBD製品の代表的な投与ルートと効果の違い ほか)
第4章 CBDの有効性が期待される不調と疾患(CBDは自律神経の乱れに関連した不調を癒やす
CBDは痛みに関連した不調を癒やす ほか)
第5章 今からでも身につけてほしい考え方(健康観・美容観は常にグラデーション
不調や病気を招く科学的にも証明されている見えない力 ほか)

出版社・メーカーコメント

「実は、私も大麻草とCBDに不安がありました」(本書「はじめに」より抜粋)私は、薬剤師でありながら薬を減らす薬剤師として活動しており、予防医学、健康・美容のセルフケア、薬を使う手前の代替療法について発信してきました。その際に「ホリスティック」と呼ばれる全人的、包括的、調和などの意味を持つ言葉を知り、一人ひとりの中にある体の症状をなくすだけでなく、心の癒しや魂の中にある本来の自分を生きていることが大切だ、という考えに行き着き「ホリスティック薬剤師」の肩書を名乗っています。今回私が取り上げたのは、大麻草(たいまそう)から抽出された成分CBD(カンナビジオール)についてです。このCBDを、予防医学、健康・美容のセルフケア、薬を使う手前の代替療法に活かせる成分として皆さんに知ってほしいという想いから執筆しました。世界ではすでにセルフケアだけでなく、臨床研究が進んだことで特定の病気への治療にCBDが使用されています。日本にも少し前からCBDが健康・美容のセルフケアの新たな可能性として表に出るようになりました。しかし、日本の場合にはどうしてもCBDの抽出元となっている大麻草について、薬物乱用のイメージが強く、学校教育で悪い印象を植え付けられていることも関係して、まだ不安な成分として捉えている方も多いように感じます。仕事としてCBDについて勉強をしていくうちに、ストレスによる心の不調、そこから派生して生じた体の不調に悩んでいる多くの方にこそ、今回私がお伝えするCBDが助けになると思うようになりました。しかし、まだCBDという成分についてよく知らない方が多く、その効果的な使い方が分からない方も同じ数だけいます。そして、CBDに関連した健康・美容に関連するデータのほとんどは海外のものです。海外と日本では、大麻草に関する法律が違うためCBD製品の中身に違いが生じ、それは効果の違いにも直結してきます。日本でCBDを使うには、日本の法律にのっとったCBD製品についての内容を知ることが大切だと考え、薬剤師の視点でCBDと向き合った内容を皆さんに共有できればと思っています。

著者紹介

宮本 知明 (ミヤモト トモアキ)  
薬剤師。健康美容コンサルタント。病院薬剤師、大学病院研究職を経て、美容専門学校非常勤講師として卒業生1000人以上指導。医療健康美容専門ウェブライター歴9年。企業向け健康製品・サプリメント監修実績10件以上。薬剤師として薬で治療を実施していくことに限界を感じ、根本治療の道を志す。その間に、ホリスティック医学、東洋医学、抗加齢医学、分子整合栄養医学など幅広い医学と出会い、各々の真髄を学ぶうちにヘルスリテラシーの重要性に気づく。現在、講演、テレビ・雑誌への出演、執筆、監修など幅広く活動中。SNS、Youtubeチャンネル「自然治癒力Labo」からの情報発信を通して「薬を減らして健康から個人の幸福が持続する社会」(ウェルビーイング)に貢献する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)