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パウリ物理学と哲学に関する随筆集

出版社名 シュプリンガー・フェアラーク東京
出版年月 1998年12月
ISBNコード 978-4-431-70805-6
4-431-70805-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 264P 21cm

商品内容

要旨

量子力学の黎明期に多大な貢献を果たし、ニュートリノを予言した西欧知性の代表者、ウォルフガンク・パウリ。彼による書簡、随筆、論文をまとめあげた本書は、物質、確率と物理学、理論と実験、現象と物理的実在、排他原理、ニュートリノなどのテーマに対して、彼の卓越した思考力、論理性がどのように発揮されたのかをあますところなく伝えている。パウリの死後36年を経てようやく出版されることになった英語版についてのエピソードも巻頭掲載。

目次

物質
相補性という概念の哲学的意義
確率と物理学
60歳の誕生日を迎えたニールス・ボーア
ゾンマーフェルトの量子論への寄与
アーノルト・ゾンマーフェルト
リュードベリと元素の周期系
ポール・エーレンフェスト
アインシュタインの量子論への寄与
現代物理学における空間、時間そして因果律〔ほか〕