商品内容
要旨 |
昭和二十年八月二十二日の朝、増毛沖と鬼鹿沖で樺太からの引揚げ船三隻が、相次いでソ連潜水艦の魚雷と艦砲射撃の標的にさらされた。泰東丸と小笠原丸が沈没、第二新興丸は大破し、千七百人を超える引揚げ者が犠牲となった。彼らは何故、大戦終結直後に命を奪われなくてはならなかったのか。日本人が忘れてはならない悲劇、「留萌沖三船殉難事件」を元に綴られた感動のドキュメンタリーノベル。 |
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目次 |
1 土の棺―三十年目の再会 |
おすすめコメント
第二次世界大戦終結直後、ソ連の潜水艦により留萌沖で撃沈された引揚げ船「泰東丸」他二船のことを、あなたはご存知ですか?本書は、歴史に埋もれた悲劇に即して綴られた、後世に伝えなければならない作品です。