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軍服を着た法律家 映画に見る軍事法廷と日本

出版社名 風詠社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-434-30391-3
4-434-30391-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 342P 21cm

商品内容

要旨

アメリカ映画をはじめ諸外国や邦画の中で軍事法廷で、制服を着た軍人たちが“言葉を武器”に戦う姿は見応えがある。その際、裁判制度や法律などの予備知識があれば、登場人物の心理や言動の意味がより深く分かるであろう。本書はその“攻略本”としてまとめ、軍事司法の将来を展望。

目次

序幕 司法と軍事司法(司法とは
アメリカの司法と軍事司法 ほか)
第1幕 軍法会議(アメリカの軍法会議
諸外国の軍法会議 ほか)
第2幕 軍事委員会(アメリカの軍事委員会
旧軍の軍律会議 ほか)
第3幕 国際軍事法廷(国際軍事法廷
その後の国際軍事法廷の発展 ほか)

出版社・メーカーコメント

アメリカ映画をはじめ諸外国や邦画の中の軍事法廷で、制服を着た軍人たちが“言葉を武器”に戦う姿は見応えがある。その際、裁判制度や法律などの予備知識があれば、登場人物の心理や言動の意味がより深く分かるであろう。本書はその“攻略本”として、映画のスクリプト、現行法や昔の法令も含めて、多種の資料をもとに執筆・編纂されている。登場する映画・約50作品は以下の4項目で構成。(1)Story:いわゆる「あらすじ」で、軍事法廷を焦点に関係する予備知識や参考情報を説明。(2)Comment:作品の評価や法律の解説を試みる。(3)ふかぼり:Story、Commentで取り上げた問題をさらに掘り下げた「小ネタ」「トリビア」。(4)幕間:各項の終わりに少し寄り道して、多少専門的な話題を取り上げる。そしてエピローグでは歴史を踏まえ、将来に向けて日本の軍事法廷の憲法上の位置づけやその権限のあり方を展望。

著者紹介

佐々木 憲治 (ササキ ケンジ)  
南山大学法学部(国際関係論)卒、内閣官房内閣参事官室等を経て、民社党政策審議会、アメリカン大学ロースクール国際関係法修士。新党友愛政策委員会、民主党政策調査会(安全保障関係法制・国際協力関係法制を担当)、内閣官房専門調査員(政権与党時)、防衛研究所一般課程修了、防衛大学校総合安全保障研究科後期課程(単位取得退学)、衆議院議員政策顧問、防衛研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)