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京の遺伝子・職人 数寄屋建築を支える

出版社名 淡交社
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-473-03934-7
4-473-03934-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 207P 21cm
シリーズ名 京の遺伝子・職人

商品内容

要旨

京都の伝統に挑む!綿々と続く匠の技。この技が無くなれば京都の未来はない。引き継ぐのは次代の若者たち。

目次

指物師―当時修業に出されてよかったと思っとります。井口彰夫(井口木工所)
表具師―はい、精一杯やっています。精一杯が原点です。中島實(株式会社静好堂中島)
竹職人―竹の職方は長寿です。うちのおやじもあの歳でピンピンしてます。井上定信(株式会社竹定商店)
数奇屋大工―道具箱の道具を見たらその人の力は一目瞭然。田中重夫(株式会社数寄屋)
宮大工―親父が築いてくれた『澤甚』を守ります。澤野洋平(澤甚株式会社澤野工務店)
洗い職人―俺がそうさせているのかもしれんけど、俺もようわからん。野口米次郎(洗い屋野口)
柿・桧皮葺き師―家業のトントン葺き、まったく知らないわけでもない。宮川義史(有限会社宮川屋根工業)
板金職―同じやるならもっときれいな値打ちのあるものをつくりたい。田原広美(有限会社田原板金製作所)
塗装職―現場の現況をしっかり把握しとかんとえらい目に合いますさかい。藤本進(株式会社藤本)
蝋型師―じっくり粘りに粘ってつくり出します。根気ですねえ。山崎貞一(山崎蝋型工芸)〔ほか〕

出版社
商品紹介

その道に半世紀以上も携わるベテランから、わずか数年の若手まで、伝統建築に携わる職人達の仕事と技術に対する思いを届ける。

著者紹介

山本 良介 (ヤマモト リョウスケ)  
1942年京都市生まれ。61年双星社竹腰建築事務所を経て64年丹下健三+都市建築研究所EXPO’70基幹配置設計室出向。72年岡本太郎+現代芸術研究所、79年山本良介アトリエ開設。数々の住宅設計や施設設計において次代の日本建築を捉え、「ポスト数奇屋」と名付けた設計論を進める傍ら、ライフワークとしてカメラを片手に京都の町並みを撮り続ける。第18回吉田五十八賞特別賞、2012年日本建築学会作品選奨受賞
関谷 虹 (セキヤ コウ)  
1985年奈良県生まれ。07年早稲田大学理工学部建築学科卒業。07年から09年まで山本良介アトリエに出向。12年東北大学工学研究科都市建築学卒業。11年より山本良介アトリエ勤務。12年より同アトリエ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)