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3ステップで読める仮名のくずし字

出版社名 淡交社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-473-04517-1
4-473-04517-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 125P 26cm

商品内容

要旨

仮名のくずし字の読み方から、学習の仕方まで、基本から応用へとステップアップしながら紹介。準備篇―五十音順に、さまざまな字源によるくずし字を紹介し、基本的な変体仮名に親しみます。基礎篇―字源を思い浮かべながら短い単語を読み解く練習を重ねます。さらに手順に沿って和歌を読み、連綿や省略に慣れていきます。応用篇―実際の作品を見ながら、幅広い時代や書き手のくずし字を読み解き、応用力を養います。

目次

1 準備篇 変体仮名に親しむ(さまざまなくずし字
似ている字
複数の仮名に使われる字
合字と畳字)
2 基礎篇 単語と和歌で連綿・省略に慣れる(まずは単語から
和歌を読んでみよう)
3応用篇 さまざまなくずし字を読む(伝藤原行成筆 升色紙
伝紀貫之筆 継色紙
松花堂昭乗筆 和歌屏風
細川幽斎筆 短冊 ほか)

出版社・メーカーコメント

〈くずし字が読めるようになりたい方は、今こそ本書でチャレンジを〉〈変体仮名の基礎から実践的な応用問題まで〉床の間の掛軸や、料亭や寺社に掛かる額に書かれた「くずし字」。このくずし字が読めたなら──、そう考える方は少なくありません。本書では、3つのステップをふみながら、順々にやさしく、確実に仮名のくずし字読解に親しんでいきます。まずステップ1では変体仮名に親しみ、ステップ2では短い単語から和歌へと、徐々に読み解きにチャレンジ。そしてステップ3では、時代も書き手もさまざまな実践問題に挑み、応用力を養います。

著者紹介

橘 倫子 (タチバナ ミチコ)  
兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部総合文化学科卒業、神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。学術博士(神戸大学)。専門は日本近世史(日本文化史、陶磁史)、古文書学。茶道資料館学芸課長を経て、神戸松蔭女子学院大学文学部日本語日本文化学科教授、茶道資料館特任学芸員
青山 緑珠 (アオヤマ リョクジュ)  
京都府生まれ。神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。学術博士(神戸大学)。専門は文字文化論。大手前大学、龍谷大学等の非常勤講師を経る。書家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)