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「侘数寄」から「わびとさび」へ 茶の湯の不思議な“チカラ”

出版社名 淡交社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-473-04583-6
4-473-04583-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

茶の湯が成立して間もなく確立したと思われる「侘数寄」の理念は、茶の湯の根源的なあり方を示しています。「侘数寄」は、時間の経過とともに「わび」と「さび」の語句へと変化していきました。本書では、このような茶の湯に関わる語句を取り上げ、茶の湯を通して勇気をもらったり、学ぶ人の生きる支えとなる、その不思議なチカラの源は何なのかを探っていきます。

目次

茶の湯の立脚点
茶の湯とは何か
茶の湯の成立要件
茶の湯の要素
侘数寄
わび
さび

茶禅一味
和漢の境
茶の湯の美
一座建立
一期一会
不易流行
和敬静寂
茶の湯における「型」
稽古と修行
茶の湯の心
茶の湯の効用

著者紹介

谷 晃 (タニ アキラ)  
昭和19年(1944)、愛知県に生まれる。京都大学史学科卒業。芸術学博士。専攻は茶の湯文化学。出版社、香雪美術館などを経て、平成元年(1989)より野村美術館勤務。現在、同館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)