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技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか 画期的な新製品が惨敗する理由

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-478-00926-0
4-478-00926-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 397P 19cm

商品内容

要旨

技術だけで勝つ時代ではない。計画的に創られるイノベーションの競争モデル、インテル・インサイド型、アップル・アウトサイド型、勝利の方程式を解き明かす。

目次

第1章 成長か?発展か?―モデル錬磨とモデル創新
第2章 イノベーションモデルの基本型―二つのサイクルモデルと一つの促進モデル
第3章 インテル・インサイド、アップル・アウトサイド―計算ずくで創られるイノベーション
第4章 イノベーションモデルのイノベーション―新しい十分条件の登場
第5章 技術のオープン化が市場を拡大する―「内クローズ、外オープン」の衝撃
第6章 イノベーションイニシアチブと「三位一体」経営―「発明」と「普及」を組み合わせる戦略的シナリオ
第7章 ビジネスモデルと知財マネジメント―事業競争力の保持・強化に向けて
第8章 可変的/発展的イノベーションモデルへ―科学技術立国・日本に至る道
補章 思考イノベーションのヒント

出版社・メーカーコメント

技術で勝っても、知財権をとっても、国際標準をとっても、事業で負ける日本企業。その構造を明快に解き明かし、技術立国日本の生き残りをかけた処方箋を提示。急所技術を見極めた研究開発、抜け目のない知財マネジメント、それらを前提とした「市場拡大」と「収益確保と」を両立させるビジネスモデル構築という三位一体経営による競争戦略とは。

著者紹介

妹尾 堅一郎 (セノオ ケンイチロウ)  
東京大学特任教授(知的資産経営)。NPO法人産学連携推進機構理事長。慶應義塾大学経済学部卒業後、富士写真フイルム(株)を経て英国国立ランカスター大学博士課程修了。産能大学、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、東京大学先端科学技術研究センター(知財マネジメントスクール校長役)等を経て2008年より現職。CIEC(コンピュータ利用教育学会)会長。一橋大学MBA、放送大学、九州大学大学院、青山学院大学大学院の客員教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)