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辺境から世界を変える ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-478-01376-2
4-478-01376-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 275P 19cm

商品内容

要旨

何もないから、たたかえる。アジアの「社会起業家」最新7事例を追い、彼らが実現した驚異のビジネスモデルに迫る「ビジネス・ルポ」。

目次

第1章 激変する貧困層市場―37億人のニーズを満たす方法はあるのか?
第2章 途上国からイノベーションを創出することは可能なのか―辺境で見た強靱なビジネスモデル
第3章 貧困を解決するための果てしない闘い―エリートと草の根のチームが世界を変える
第4章 問題の当事者だけが持つ「あきらめの悪さ」―逆境から立ち上がったチャンタの物語
第5章 イノベーションを通じて貧困の連鎖を断ち切る―「世界を変える」ための競争戦略論
第6章 「サラ金」化するマイクロファイナンス―社会企業に求められるものは何か

おすすめコメント

「何もないからこそ、力もアイデアもわくんだ」(井上英之氏)先進国の課題解決のヒントは、現地で過酷な問題ー貧困や水不足、教育などーに直面している「当事者」と、彼らが創造力を発揮する仕組みを提供するため国境を越えて活躍する社会企業家たちが持っている。アジアの社会起業家の活躍を通して、新しい途上国像を浮き彫りにする1冊。

著者紹介

加藤 徹生 (カトウ テツオ)  
1980年大阪市生まれ。経営コンサルタント/日中市民社会ネットワーク・フェロー。喘息患者として公害病認定され、小学校時代の3年間を療養生活に費やす。大学時代、井上英之氏の記事を通じて「社会問題は個人の力では解決できない」というイメージを覆され、自身も社会企業というアプローチに引き寄せられる。在学中に経験したインターシップを機に、コンサルティングの手ほどきを受け、大学卒業と同時に経営コンサルタントとして独立。以来、社会起業家の育成や支援を中心に活動する
井上 英之 (イノウエ ヒデユキ)  
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、ジョージワシントン大学大学院に進学(パブリックマネジメント専攻)。ワシントンDC市政府、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)を経て、若手の起業家支援を行うNPO法人「ETIC.」に参画。2002年より日本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を開催するなど、国内の社会起業家育成・輩出に取り組む。2005年、北米を中心に展開する社会起業向け投資機関「ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)」東京版を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)