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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-478-01715-9
4-478-01715-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 227P 21cm

商品内容

要旨

ユーロ危機、中国のバブル、アメリカ国債問題、デフレ経済…すべてがつながり、理解できる。そして示される経済学的に正しい日本の政策とは―。

目次

第1章 マネーは踊り続ける(世界同時金融危機と福島原発事故の類似点
史上最大、マドフの6兆円詐欺とは ほか)
第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識(経済学の一番の目的は、貴重な資源を最適配分して社会を豊かにすること
労働市場と解雇規制 ほか)
第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?(政府はある程度景気をコントロールできるが将来の選択肢をなくしてしまう
ケインズ政策と乗数理論のダメなところ ほか)
第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする(グローバリゼーションは自然現象
先進国が発展途上国を搾取しているわけではない ほか)
第5章 もう代案はありません(成長戦略が何もないのが一番の成長戦略
税制を抜本改正してがんばる人に報いる ほか)

おすすめコメント

人気ブログ「金融日記」の執筆者であり、外資系投資銀行マンである著者が、日本人に欠けている「グローバル資本主義を生き残るための経済学」の知識を解説する本。いま正にホットな為替レートや国債など、マクロ経済学のテーマがすんなりと理解できる。前著同様のシニカルな文体で、気軽な経済読み物としても楽しめる。

著者紹介

藤沢 数希 (フジサワ カズキ)  
欧米の研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。科学者として多数の学術論文を世界的なジャーナルに発表する。その後、外資系投資銀行に転身し、経済動向の予測、リスク管理、トレーディングなどに従事している。言論サイト「アゴラ」のレギュラー執筆陣のひとり。主催するブログ「金融日記」は月間100万ページビュー。ツイッターのフォロワーは6万人に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)