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リバース・イノベーション 新興国の名もない企業が世界市場を支配するとき

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-478-02165-1
4-478-02165-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 384P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

国際ビジネスの最近の潮流において「リバース・イノベーション」という言葉が注目されつつある。従来のイノベーションは先進国・富裕国の企業で起こり、それを途上国や貧困国に普及させていくものだった。しかし、リバース・イノベーションでは、途上国・貧困国の国内企業、あるいはその地域で展開しているグローバル企業が、地域の文化やニーズに合わせたイノベーションを起こし、それを、先進国・富裕国に「逆輸出」する。世界各国でベストセラーになっている本書では、その「リバース・イノベーション」について、第1部でその理論や戦略、具体的なプロジェクトの進め方等に関して網羅的に述べ、第2部でいくつかのケーススタディを示している。著者の一人、ビジャイ・ゴビンダラジャン氏は、米ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスの教授で国際経営論を担当している。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2012年11月14日])

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商品内容

要旨

リバース・イノベーションとは「途上国で最初に生まれたイノベーションを先進国に逆流させる」という、従来の流れとまったく逆のコンセプトであり、時に大きな破壊力を生み出す。そのインパクトとメカニズムを、シンプルな理論と豊富な企業事例で紹介。

目次

第1部 リバース・イノベーションへの旅(未来は自国から遠く離れた所にある
リバース・イノベーションの五つの道
マインドセットを転換する
マネジメント・モデルを変えよ)
第2部 リバース・イノベーションの挑戦者たち(中国で小さな敵に翻弄されたロジテック
P&Gらしからぬ手法で新興国市場を攻略する
EMCのリバース・イノベーター育成戦略
ディアのプライドを捨てた雪辱戦 ほか)

おすすめコメント

もはや単なる輸出では勝てない。新興国の巨人が先進国に攻めてくる前に、新興国市場を攻略せよ。

著者紹介

ゴビンダラジャン,ビジャイ (ゴビンダラジャン,ビジャイ)   Govindarajan,Vijay
世界有数の戦略とイノベーションの専門家の一人、アメリカ東部にあるダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスの国際ビジネス学部アール C.ドーム1924教授
トリンブル,クリス (トリンブル,クリス)   Trimble,Chris
ヴァージニア大学科学部を卒業した後、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスでMBAを取得。若いころアメリカ海軍で潜水艇将校を務めていたとき、大規模組織内のイノベーションに興味を持った。現在はダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスで教鞭をとる
渡部 典子 (ワタナベ ノリコ)  
ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立
小林 喜一郎 (コバヤシ キイチロウ)  
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。1980年慶應義塾大学経済学部卒業。1989年慶應義塾大学経営学修士(MBA)。1989年より1993年まで、(株)三菱総合研究所経営コンサルティング部主任研究員。1996年慶應義塾大学経営学博士(Ph.D.)。1997年ハーバード・ビジネス・スクール訪問研究員。2000年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授、2006年教授となる。その間2001〜2006年フランスReims Management School客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)