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あなたの仕事は「誰を」幸せにするか? 社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-478-02770-7
4-478-02770-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 227P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

他国に先がけ超高齢社会に突入する日本において、医療・福祉面の改革が喫緊の課題となることに異論は少ないだろう。本書では、統計データをもとに2030年には医療が日本の基幹産業になることを指摘。それゆえ、時代に合わず、医療崩壊を招きかねない「国民皆保険」「診療報酬制」等を特徴とする現状の日本の医療制度を大胆に改革すべきと主張している。著者自身による、医療を変えるための斬新な取り組みを紹介しつつ、「総合生活産業」としての医療産業の方向性を論じている。著者の基本的な考えは、誰かを幸せにするあらゆる仕事は「医療」であり、すべての人が医療者の一員という意識を持つべき、というものだ。著者は脳外科医で、医療法人社団KNI理事長。「より良い医療をより安く」「日本の医療を輸出産業に」を理念に掲げ病院経営や事業展開を行っている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年10月8日])

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商品内容

要旨

みなを不幸にする「制度疲労を起こした仕組み」を変える、根本的な「問い」から逃げない、小さな「違和感」を見過ごさない、政治でもボランティアでもなく、「ビジネス」が社会を変える、海外で成功事例を作り、「リバース・イノベーション」を起こす。すべての仕事は「誰かの幸せ」のためにあり、社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」であると説く医療業界最大の変革者の哲学と思考法、「世の中を変えていく」ための本質的ビジネス論!!

目次

第1章 日本を襲う「2030年問題」(日本に突きつけられた2つの危機
「2030年問題」とはなにか? ほか)
第2章 善意では、社会は1ミリも動かない(医療は「聖職者」の仕事なのか?
70万人もいる「潜在看護師」 ほか)
第3章 ドミノの「最初の1枚」を倒す(八王子で動き出した「新しい医療」
自分はお金を払ってでも「これ」を買うか? ほか)
第4章 「リバース・イノベーション」で社会を変える(なぜ医療の海外進出が必要なのか?
過去の自分を捨てる勇気 ほか)
終章 「経世済民」のために働く(小さな「違和感」を見過ごすな
世界中で巻き起こる「流砂現象」 ほか)

著者紹介

北原 茂実 (キタハラ シゲミ)  
脳外科医、経営者。1953年、神奈川県生まれ。医療法人社団KNI(Kitahara Neurosurgical Institute)理事長。東京大学医学部を卒業後、同大学病院脳神経外科にて研修。1995年、東京都八王子市に北原脳神経外科病院(現・北原国際病院)を開設。現在は医療法人社団KNIとして八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)