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香りを創る、香りを売る 創業二〇〇年、香料創りの現場から香料というビジネスを語る

出版社名 ダイヤモンド・ビジネス企画
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-478-08324-6
4-478-08324-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 205P 21cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

香水やアロマテラピーなど特に女性にとって「香り」は身近なものだろう。芳香剤や消臭剤など香りに関連する商品も日常的なものだ。さらに、普段あまり意識されることはないが、我々が口にするほとんどの加工食品には、香りをつける「香料」が含まれている。本書では、そうした「香り」をビジネスにする、創業200年の老舗・塩野香料株式会社の代表取締役社長が、「香り」や「香料」に関する歴史、基礎知識や、香料を創り、売るビジネスとはどういうものか、わかりやすく解説している。人の脳や心・情動に直接的に刺激するとともに、医学的な広がりも期待される「香り」の効果、地球上に存在しない香りまで創り出す調香師や、メーカーの要望に応じて新しい香りを企画し売り出す営業担当者等の仕事についても詳細に述べられている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2013年1月30日])

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商品内容

要旨

苺の種のつぶつぶ感を、真っ白で透明な粉雪を、香りだけで表現する調香師たちがいます。

目次

序章 「香り」という存在(そもそも「香り」とは?
日本独自の香りの歴史、文化 ほか)
第1章 香料はこうして生まれた―香料の歴史と日本の文化(薬種問屋からスタートした香料会社
スタートする国産エッセンスの製造 ほか)
第2章 「調香師」という名の魔法使い(フレーバリストの実力で知る、香料メーカーの技術
ラーメン店に漂うスープの香りを創る? ほか)
第3章 「香り」を生み出す技術(「香り」のオーナーは誰?
煮る、焼く、炒める香りの再現 ほか)
第4章 「香り」のビジネス産業としての香料(「香りを売る」仕事
オーダーメイドの香り創り ほか)

おすすめコメント

アルコール0%のカクテル、シュガーレスの食品、焼いてないのに「焼いた」味がするカップ麺。それは「香料」という魔法。「味の決め手」を握る「食品香料」は一体誰が作っているのか?1000~2000種類を嗅ぎ分け「香り」を編み上げる、技術者たちの驚くべき能力を見よ。

著者紹介

塩野 秀作 (シオノ シュウサク)  
塩野香料株式会社代表取締役社長・塩野フィネス株式会社代表取締役会長。1952年兵庫県生まれ。1976年、慶應義塾大学商学部卒業後、出光興産株式会社入社。1983年同退社し塩野香料株式会社入社。1990年、取締役に就任、代表取締役専務、代表取締役副社長を歴任、2001年、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)