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企業変革の実務 いつ、何を、どの順番で行えば現場は動くか

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-478-10543-6
4-478-10543-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 303P 21cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

何をしてもなかなか業績が上がらない“不振企業”、そこまで行かなくとも自社が“冴えない企業”であると自覚する人は多いかもしれない。それを改革しようにも、どこから手をつければいいか、何をゴールにすればよいのか、といった「改革の肝」がわからないリーダーもまた、少なくないだろう。本書では、元マッキンゼーのパートナーで、数多くの企業や事業の再生(ターンアラウンド)を手がけてきた著者が、6カ月で組織を立て直し、不振企業や冴えない企業を「優れた企業」に変えるための方法論を、その前提となる「改革のゴール」や「改革の肝」の全体像から始め、具体的かつ詳細に解説している。著者によれば、改革を要する企業や組織、チームがめざすべきは「自律的な課題解決ガバナンスの確立」である。著者は、マッキンゼー・アンド・カンパニーで活躍後、アスキー代表取締役CEO、カネボウ取締役兼代表執行役社長CEOなどを経て、現在は巴川製紙所取締役監査等委員会委員長をはじめ、いくつかの企業や非営利団体に対するアドバイザーを務める。なお、本書は「理論編」と「実践編」の2部構成だが、ダイジェストは第1部の理論編を対象としている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年2月22日]

商品内容

要旨

変革時の会議は「頻繁に、大人数」を厭うな。「戦略」や「ビジョン」など大枠を議論して「やったつもり」になるな。流行の経営手法の安易な「輸入」が企業を滅ぼす。元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、どんな企業・組織も立て直す実践的6ヵ月プログラム!

目次

第1部 理論編(不振企業、冴えない企業の病巣
企業変革のゴールとは何か
成功をもたらす変革プログラムの設計方法)
第2部 実践編(変革のタイムフレーム
Phase1 準備フェーズ―変革開始2ヵ月前〜
Phase2 新体制立ち上げフェーズ―変革開始〜1、2ヵ月後
Phase3 変革プログラム設計フェーズ―変革開始後3ヵ月まで
Phase4 変革プログラム本格起動・安定稼働フェーズ―変革開始後3〜6ヵ月
Phase5 成果発現から変革の拡大、定着化に向けた増殖フェーズ―6ヵ月後〜
経営の視点から俯瞰する変革実践タスク)

おすすめコメント

元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、どんな企業・組織も立て直す6ヵ月プログラム!「変革時の会議は頻繁に、大人数を厭うな」「戦略やビジョンの大枠を議論してやったつもりになるな」・「真っ先に手を付けるべきは課題解決のシステムづくり」など実践者だから語れる重みのあるアドバイスが満載!

著者紹介

小森 哲郎 (コモリ テツオ)  
昭和33年12月1日生まれ、神奈川県出身。昭和59年早稲田大学大学院理工学研究科生産工学修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。平成5年同社プリンシパル(パートナー)就任。平成14年株式会社アスキー代表取締役社長CEO、平成18年カネボウ株式会社(のちのクラシエホールディングス株式会社)取締役兼代表執行役社長CEO、平成27年株式会社建デポ代表取締役社長CEOに就任。現在は、株式会社巴川製紙所取締役監査等委員会委員長、ユニゾン・キャピタル株式会社マネジメントアドバイザーをはじめ、いくつかの企業や非営利団体に対するアドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)