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14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-478-11121-5
4-478-11121-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

「ホームレス」と「放置自転車」、2つの社会課題を一気に解くビジネスモデルで、すべての人に「居場所」と「選択肢」をもたらすNPO「Homedoor(ホームドア)」を立ち上げた起業家のこれまでの15年と、これからつくる未来。

目次

第1部 自分の「働く意味」を見つける(ホームレス問題との出合い―14歳の気づき
課題の根っこをつかむ―高校生で描いた「夢」
ニーズの代弁者になれるか―大学生で立ち上げた「ホームドア」
2つの課題を同時に解決するアイデア―シェアサイクル「ハブチャリ」誕生)
第2部 みんなの「働く意味」を見つける(初めての雇用、初めての仲間―支えるつもりが支えられて
おっちゃんとの日々―当事者に生まれた変化
すべての人に「居場所」を―6つのチャレンジで選択肢を増やす
夢の施設「アンドセンター」―安心して失敗できる社会をつくる)

出版社・メーカーコメント

「1回失敗したら終わり。……それっておかしくない?」中学2年生の冬、初めての「炊きだし」。すべては、そこから始まった――。14歳から15年、ホームレス問題に向き合い、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019、日本を変える「30歳未満の30人」等次々と受賞している注目の起業家が見つけた、「働くこと」の意味

著者紹介

川口 加奈 (カワグチ カナ)  
認定NPO法人Homedoor(ホームドア)理事長。1991年、大阪府生まれ。14歳でホームレス問題に出合い、ホームレス襲撃事件の解決を目指し、炊き出しやワークショップなどの活動を開始。17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれ、ワシントンD.C.での国際会議に参加する。高校卒業後は、ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学経済学部に進学。19歳のとき、路上から脱出したいと思ったら誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指してHomedoorを設立し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari(ハブチャリ)事業を開始。また2018年からは18部屋の個室型宿泊施設「アンドセンター」の運営を開始する。これまでに生活困窮者ら計2000名以上に就労支援や生活支援を提供している。世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のGlobal Shapersや日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、フォーブス誌による日本を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN」、青年版国民栄誉賞とされる日本青年会議所主催の「第31回人間力大賞グランプリ・内閣総理大臣奨励賞」など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)