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お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-478-11372-1
4-478-11372-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 271P 19cm

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要旨

経済を「お金の動き」を中心に捉える人は多い。だが、お金だけを見ていると、マネーゲームに目を奪われ、実体経済が見えづらくなる。さらに「人々をより幸せにする」という経済の本来の目的が忘れられ、富の集中による格差などさまざまな社会問題の解決が難しくなる。では、経済をどう見るべきなのだろうか。本書では、元ゴールドマン・サックス金利トレーダーである著者が、お金と経済について徹底的に考えた末にたどりついたシンプルな経済の大原則を解説するとともに、それに則して、年金、国の借金などの社会問題をどう解決すべきかのヒントを提供している。その大原則が書名にもなっている「お金のむこうには必ず人がいる」というもの。生産や消費の裏には誰かの「労働」があり、それを踏まえたお金の流れを見ることが、経済を正しく理解するために必要なのだという。著者は2003年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。2019年に退職し、現在は子育てのかたわら、中高生への金融教育に関する活動を行っている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年11月26日]

商品内容

要旨

元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門。

目次

第1部 「社会」は、あなたの財布の外にある。(なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか?
なぜ、家の外ではお金を使うのか?
価格があるのに、価格がないものは何か? ほか)
第2部 「社会の財布」には外側がない。(預金が多い国がお金持ちとは言えないのはなぜか?
投資とギャンブルは何が違うのか?
経済が成長しないと生活は苦しくなるのか?)
第3部 社会全体の問題はお金で解決できない。(貿易黒字でも、生活が豊かにならないのはなぜか?
お金を印刷し過ぎるから、モノの価格が上がるのだろうか?
なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか? ほか)
おわりに 「僕たちの輪」はどうすれば広がるのか?

出版社・メーカーコメント

経済とは「誰が、誰を幸せにしているか?」を考えること。お金を取っ払って「人」を見れば、とたんに経済はシンプルになる。元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが「経済の原点」から徹底的に考えた、予備知識のいらない経済新入門。

著者紹介

田内 学 (タウチ マナブ)  
1978年生まれ。東京大学入学後、プログラミングにはまり、国際大学対抗プログラミングコンテストアジア大会入賞。同大学院情報理工学系研究科修士課程修了。2003年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日銀による金利指標改革にも携わる。2019年退職。現在は子育てのかたわら、中高生への金融教育に関する活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)