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〈新〉銀行論 銀行とノンバンクが交錯する時代

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-478-26075-3
4-478-26075-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

21世紀における銀行の成長は、企業としての価値を実質的に創出し、しかも確かな経営の仕組みに裏打ちされて持続するものでなくてはならない。それには優れたノンバンクが先行したように、経験やノウハウを組織知として標準化する力、自由な発想で事業モデルを構築し、徹底的に推進していく力をを持つことが必要だ。いま銀行に求められるのは、銀行ゆえの縛りを自ら解き放ち、属人化モデルから標準化へ、また「調整型」経営からトップのリーダーシップによる「革新型」経営へと、大きく舵を切ることである。マッキンゼー金融グループのコンサルタントがこれまでの経験と知見を結集!いまこそ「眠れる銀行」の組織力と決断力を覚醒させる。

目次

第1部 金融界の天上と地上(銀行の苦悩と可能性
優れたノンバンクの自由と規律)
第2部 組織知のある銀行への変革(銀行における標準化モデルの追求
標準化を競争力にするノンバンク)
第3部 「銀行」の限界を超えて(銀行トップに求められる決断
銀行によるノンバンク活用の可能性)

出版社・メーカーコメント

マッキンゼー金融グループのコンサルタントが経験と知見を結集! いまこそ「眠れる銀行」の組織力と決断力を覚醒させる。

著者紹介

大庫 直樹 (オオゴ ナオキ)  
東京大学理学部数学科卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。同社ストックホルム・オフィス、ソウル・オフィスを経て、東京オフィスに復帰。99年7月に同社プリンシパル(パートナー)となり、現在に至る。およそ20年間にわたって、都市銀行、地方銀行、信託銀行、証券会社、生命保険および損害保険会社、リース会社、カード会社、信販会社、消費者金融会社、政府系金融機関など、ありとあらゆる金融機関の戦略創出、営業や業務改善などに携わる。また金融関連領域に関心を抱く小売業、ならびにIT企業の戦略策定にも従事。現在、東京オフィスにおける金融グループのリーダーの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)