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小説ザ・ゼネコン

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-478-93044-1
4-478-93044-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 370P 20cm

商品内容

要旨

1987年、バブル前夜―。大洋銀行企画本部調査役の山本泰世は、準大手ゼネコン東和建設への出向を命ぜられる。有力政治家・竹山正登と緊密な関係にあり、成長著しい同社は、社長・和田征一郎のワンマン企業として知られていた。出向後、社長室に所属した山本は、和田のブレーンとして厚い信頼を得る。しかし、その一方で彼が目にしたのは、ゼネコンならではのダーティな面であった…。政官との癒着、消えぬ談合体質、闇社会との関わり―日本の総労働人口の10%を抱える建設産業。その暗部に迫った問題作。

おすすめコメント

政官との癒着、消えぬ談合、闇社会との関わり・・・日本の総労働人口の10%を抱える建設産業。利権にまみれ、バブルに最も踊ったこの業界に経済小説の雄・高杉良が初めて迫る超話題作!

出版社・メーカーコメント

バブルに最も踊ったゼネコン業界。高杉良がその暗部に斬り込む! 『週刊ダイヤモンド』好評連載の単行本化。

著者紹介

高杉 良 (タカスギ リョウ)  
作家。1939年東京生まれ。化学業界専門誌の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされたリアリティに富む経済小説を次々に発表。企業組織の不条理と戦うミドルの姿を描いたこれらの作品は、日本中のビジネスマンより絶大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)