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地理がわかれば世界が見える

出版社名 大和書房
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-479-79790-6
4-479-79790-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

世界情勢の「現在と未来」が手に取るようにわかる。「脱炭素」のウラにある欧米の思惑とは?ウクライナ侵攻後、原油をめぐる中東情勢は?中国の一帯一路構想と「債務の罠」とは?地球をめぐる知的冒険!経済・戦争・資源・環境・宗教。すべては地理で読み解ける!

目次

第1章 経済は土地と資源の奪い合い(「原油」を巡る中東情勢の今―サウジアラビアとイラン
世界最大の「原油埋蔵国」ベネズエラとアメリカの関係
生き延びるためにしたたかに動くイスラエル)
第2章 中国の思考は「債務の罠」から見えてくる(観光業への打撃で「債務の罠」に陥ったスリランカ
中国のインド洋進出のカギを握るミャンマー
「21世紀型植民地」アフリカ
支援という名の融資―山岳国家タジキスタン
資源輸出で「債務の罠」に抗う―トルクメニスタン)
第3章 複雑化する世界と「独立」の問題(なぜスコットランドは独立を目指すのか
カタルーニャ独立運動が直面する経済的苦難
ナイジェリア「ビアフラ戦争」の背後にあった大国の影
緊張をはらんだコソボ独立問題)
第4章 地理学的視点で見た「内戦」と「民族紛争」(スーダン内戦勃発!独裁者の追放から主導権争いへ
スーダンの「地理的位置」が引き起こす混乱
スーダンと工チオピア両国の国境紛と周辺諸国の思惑
EUとロシアの狭間でより「危険」になったセルビア
旧ユーゴスラビアの解体とセルビア
民族の歪んだ優越感と指導者が抱く民族主義の高楊)
第5章 「脱炭素」の問題点を読み解く(「脱炭素」に右往左往するヨーロッパ
「環境保護」という名の同調圧力
パラオが海底資源の採掘に反対を表明!)

著者紹介

宮路 秀作 (ミヤジ シュウサク)  
代々木ゼミナール地理講師&コラムニスト。現代世界の「なぜ?」を解き明かす授業が好評で、代々木ゼミナールで開講されるすべての地理の講座を担当し、全国の校舎、サテライン予備校に配信されている。主著『経済は地理から学べ!』(ダイヤモンド社)は大ベストセラーとなり、海外でも翻訳された。地理学の普及・啓発活動に貢献したと評価され、2017年度日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞。コラムニストとして、新聞や雑誌、Webメディアなどでコラムの連載や「foomii」にてメルマガを発行、さらにYahoo!ニュース個人のオーサーとして活動している。YouTubeチャンネル「みやじまんちゃんねる」でも、地理学のおもしろさ、地理教育の重要性を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)