江戸の風評被害
筑摩選書 0066
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2013年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-01572-3
(4-480-01572-8) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 302P 19cm |
商品内容
要旨 |
資本主義的な市場経済が発達していた江戸期は、「生き馬の目を抜く」社会であった。相場や貨幣改鋳、自然災害、役人の人事動向など、損得に関わる情報は瞬く間に拡がった。なかには虚説や、故意に脚色された風説やうわさもあった。こうした「風評」は、人びとの行動を左右し、政治経済をも動かした。触書などの史料をもとに風評被害の実態とその背景を読み解き、群集心理から江戸の社会システムに迫る歴史読物。 |
---|---|
目次 |
第1章 蕎麦を食べると当たって死ぬ―食品をめぐる風評被害 |
出版社 商品紹介 |
市場経済が発達した江戸期、風説は瞬く間に拡がって人々を動かし政治経済にも影響を与えた。群集心理から江戸の社会システムを読む。 |