• 本

アナキスト民俗学 尊皇の官僚・柳田国男

筑摩選書 0143

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-480-01650-8
4-480-01650-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 396,2P 19cm

商品内容

要旨

「日本」民俗学を創始した柳田国男。その仕事は農政学、文学など多岐にわたる。夏目漱石と並び「国民的」知識人ともいうべき柳田は、吉本隆明、柄谷行人ら戦後の知識人からも熱心に論じられてきた。だが、若い時期に、アナキストたるクロポトキンから決定的な影響を受けたことは全く知られていない。これこそが、柳田の文学、農政学、民俗学をつなぐミッシングリンクであり、尊皇の国家官僚たる柳田の相貌も、そこから立ち現れてくる―。本書は、まったく新しい柳田像を提示した、画期的な書である。

目次

1 柳田国男をめぐる象徴闘争(民俗学・農政学・文学
保守主義者という立場
「日本」は存在しない)
2 帝国主義国家官僚のクロポトキン(文学と革命
民俗学と共産主義
農政学と天皇制)
3 法・民主主義・固有信仰(『山の人生』をめぐって
民主主義の条件
天皇制とアジア主義
祖先崇拝と祖先以前性―エピローグにかえて)

おすすめコメント

民俗学の創始者にして尊皇の官僚、柳田〓男。その思想にはクロポトキンのアナーキズムが流れ込んでいた!全く新しい柳田論の誕生。

著者紹介

〓 秀実 (スガ ヒデミ)  
文芸評論家。1949年生まれ
木藤 亮太 (キトウ リョウタ)  
近代日本文学研究者。1990年生まれ。近畿大学文芸学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)