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紅一点論 アニメ・特撮・伝記のヒロイン像

ちくま文庫

出版社名 筑摩書房
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-480-03666-7
4-480-03666-0
税込価格 902円
頁数・縦 328P 15cm

商品内容

要旨

「男の中に女がひとり」は、テレビやアニメで非常に見慣れた光景である。その数少ない座を射止めた「紅一点」のヒロイン像とは。「魔法少女は父親にとっての理想の娘である」「(紅一点の)紅の戦士は“職場の花”である」「結婚しないセクシーな大人の女は悪の女王である」など見事なフレ-ズでメディアにあふれる紅一点のヒロインとそれを取り巻く世界を看破する評論。

目次

紅一点の国(アニメの国
魔法少女と紅の戦士
伝記の国 ほか)
紅の勇者(少女戦士への道―『リボンの騎士』『ハニー』『セーラームーン』
組織の力学―『ヤマト』『ガンダム』『エヴァンゲリオン』
救国の少女―『コナン』『ナウシカ』『もののけ姫』 ほか)
紅の偉人(天使の虚偽―フローレンス・ナイチンゲール
科学者の恋―マリー・スクロドフスカ・キュリー
異能の人―ヘレン・ケラー ほか)

著者紹介

斎藤 美奈子 (サイトウ ミナコ)  
1956年生まれ。成城大学経済学部卒業。「妊娠小説」(ちくま文庫)で、評論家として華々しくデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)