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日本人と遠近法

ちくま新書 168

出版社名 筑摩書房
出版年月 1998年8月
ISBNコード 978-4-480-05768-6
4-480-05768-4
税込価格 726円
頁数・縦 187P 18cm

商品内容

要旨

日本の浮世絵はなぜ遠近法をもたなかったのか。浮世絵に限らず、日本の美術は中国やヨーロッパの影響によるものを除き、独自の遠近法をもたなかった。しかし、写実の範囲を超えた造型方法である「視点の移動」が見られる。そこには日本人の伝統的なものの見方が反映されているのではないだろうか。遠近法を突破口に、浮世絵、歌舞伎、宗教から浮き彫りにされる個と全体との関係を論じた日本文化論。

目次

1 遠近法とはなにか
2 日本美術の遠近表現
3 ヨーロッパ美術の線遠近法
4 浮世絵の遠近法
5 錦絵の誕生
6 視形式の特殊性
7 絵画の目的
8 アニミズムと一神教
9 日本の型文化と視点移動