
「こころ」の本質とは何か 統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ
ちくま新書 395 シリーズ・人間学 5
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2004年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-05995-6
(4-480-05995-4) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 219P 18cm |
商品内容
要旨 |
マニュアル化された現代の精神医学は「こころ」を身体メカニズムの一種ととらえ、正常と異常の境界線をひいてゆく。これに対して本書は、「こころ」の病はけっして「異常」ではなく、人間の「こころ」の本質の、ある現われとして把握する。こうした立場から本書は、統合失調症、自閉症、不登校という三つの「ふしぎ」を取り上げ、「個的」でありながら「共同的」でもある「こころ」の本質に迫ってゆく。私たちの「こころ」を根本から考え直す上で示唆に富む、人間学的精神医学の試みである。 |
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目次 |
第1章 「精神医学」とはどんな学問か(「人間学的精神病理学」という流れ |