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病いの世相史 江戸の医療事情

ちくま新書 442

出版社名 筑摩書房
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-480-06142-3
(4-480-06142-8)
税込価格 748円
頁数・縦 196P 18cm

商品内容

要旨

江戸時代の民衆ははたしてどのような医療を受けていたのか。資料を丹念に見直すことで、いままでの歴史学では見えてこなかった、意外に長生きだった老人たち、村で働く多くの医者たちの姿が浮かび上がってくる。百姓たちは、消費生活を楽しみ、健康にも関心を持って、薬草や温泉を生活に取り込み、護摩壇に焚く香料・まじないの力までをフルに活用する。その一方で、科学的・合理的な考え方をする新時代の医者たちがあらわれる。江戸の医療を具体的にいきいきと描き出す「新しい民衆史」。

目次

第1章 江戸時代の福祉
第2章 山野草で薬をつくる
第3章 温泉・鍼・灸
第4章 修験者の役割
第5章 病を考える新しい目
第6章 幕末・村の医療
終章 明治の世相

著者紹介

田中 圭一 (タナカ ケイイチ)  
1931年新潟県佐渡郡金井町生まれ。新潟大学人文学部経済学科卒業。佐渡高校教諭を経て、88年筑波大学教授、94年群馬県立女子大学教授などを歴任。従来の、武士を中心とした「日本近世史」の史観に異議を唱え、当時の一般庶民である百姓こそが時代の主役であったという視点を、村々に残る資料をひもときながら主張し続けている。著書に『佐渡金銀山の史的研究』(第9回角川源義賞受賞)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)