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博徒の幕末維新

ちくま新書 454

出版社名 筑摩書房
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-480-06154-6
4-480-06154-1
税込価格 814円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

嘉永六年(一八五三)六月八日深夜、伊豆七島の流刑の島新島から、七人の流人が島の名主を殺し、漁船を盗み、島抜けを敢行した。そのリーダーが、清水次郎長の敵方として知られる甲州博徒の巨魁、竹居安五郎である。奇しくもペリー提督率いる黒船が伊豆近海にあらわれた直後であり、韮山代官江川英龍も島抜けを見逃すしかなかった。この黒船来航をきっかけに、歴史の表に躍り出た博徒侠客たち。錦絵や講談・浪曲、大衆小説等でおなじみの竹居安五郎、勢力富五郎、武州石原村幸次郎、国定忠治、黒駒勝蔵、水野弥三郎らのアウトロー群像を、歴史学の手法にのっとって幕末維新史に位置付け直す、記念碑的労作。

目次

第1章 黒船と博徒竹居安五郎―嘉永六年六月八日夜(竹居安五郎新島を抜ける
流刑の島新島 ほか)
第2章 博徒の家と村―博徒はいかに生まれしか(甲州八代郡竹居村
水論と山論の村―外に向かう竹居村 ほか)
第3章 嘉永水滸伝(水滸伝の近世
勢力富五郎関東取締出役を翻弄す ほか)
第4章 博徒の明治維新―黒駒勝蔵と水野弥三郎(竹居安五郎の復活と謀殺
草莽の博徒黒駒勝蔵 ほか)

著者紹介

高橋 敏 (タカハシ サトシ)  
1940年生まれ。1965年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。群馬大学教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)