
二〇世紀の自画像
ちくま新書 553
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2005年9月 |
ISBNコード |
978-4-480-06257-4
(4-480-06257-2) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 268P 18cm |
商品内容
要旨 |
二〇世紀は日本にとって、アジアで最初の近代国家となりながら、そのアジア全域を巻き込んだ戦争を引き起こし、二度の原爆投下と未曾有の敗戦を体験すると同時に、近年では奇跡的な高度経済成長に続いてバブル崩壊とその後の十年を超える長期不況に直面するという、実にめまぐるしい百年間でもあった。空前の豊かさと膨大な人的犠牲という強烈なコントラストに彩られたこの世紀は、その時代を体験した人間にどのように映ったのだろうか。優れた文明批評家として知られる著者が、この百年を再考し、新たな混沌が予感される現代を診断する。 |
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目次 |
プロローグ―私の二〇世紀(一九二〇年代の東京 |
おすすめコメント
「内」と「外」から見た日本。未曾有の敗戦から奇跡的な高度成長を経て大不況へ。時代の風景は、自由な個人の人生に何を映し出したか・・・。優れた文明批評家として知られる著者が、この百年を再考し、新たな混沌が予感される現代を診断する。