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真理の哲学

ちくま新書 703

出版社名 筑摩書房
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-480-06413-4
4-480-06413-3
税込価格 814円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

われわれは、ある限られた状況からの眺め・考え・感覚をたやすく真理ととりちがえてしまう。この病いを癒すためにもっとも有効なのが、ニーチェにはじまる二〇世紀の哲学にほかならない。真理の相対性を明らかにしたニーチェ、その生成メカニズムを分析したフッサール、われわれが真理をいかに生きているかを問い直すメルロ=ポンティ、そして、権力との共犯関係を暴くフーコーを軸に、さらに分析哲学の真理観までを紹介。現代哲学の、そして、われわれが生きることの入門書。

目次

第1章 真理の脱価値化―ニーチェ(“眺望固定病”
力への意志
“自我”“真理”“実体”)
第2章 真理の生成―フッサール(“真理”の場所―志向性理論
自我という構造
超越論的速度性)
第3章 生きられる真理―メルロ=ポンティ(原初的構造―『行動の構造』
“状況−身体‐系”の力動的分析―『知覚の現象学』
“世界”の分節化―知覚
肉)
第4章 真理の政治性―フーコー(「理性」の他者―『狂気の歴史』
『言葉と物』
権力と生政治
言説が生成する場―力への意志
フッサール、メルロ=ポンティ、フーコー)
第5章 真理制作の方法―フレーゲからクワインまで(分析哲学の歴史
超越論的パースペクティヴィズムと分析哲学)

著者紹介

貫 成人 (ヌキ シゲト)  
1956年神奈川県に生まれる。1985年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、専修大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)