• 本

カントの読み方

ちくま新書 740

出版社名 筑摩書房
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-480-06427-1
4-480-06427-3
税込価格 770円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

カントは日本でも有名な哲学者だが、同時にその難しさについても広く知られている。けれどもそれは翻訳のためばかりではなく、カント自身が論じている事柄そのものが難しいのだから、叙述もまた難しくならざるを得ない。では、どうすれば、日本語でより正確に理解できるようになるのだろうか。ここでは『純粋理性批判』を例に、これまで統覚、超越・覚知、予料、範疇などと訳されてきたキーワードを分かりやすい言葉に置き換えるなど、さまざまな工夫を試み、長年カントに親しんできた著者が、初心者でも近づける方法を提案する。

目次

プロローグ カントはなぜ難しいのか?
第1章 実体としての魂の批判
第2章 意識の単なる形式としての私
第3章 経験を可能にする私
第4章 内的経験
第5章 他者
第6章 表象の手前―存在する私

著者紹介

中島 義道 (ナカジマ ヨシミチ)  
1946年福岡県生まれ。77年、東京大学人文科学研究科修士課程修了。83年、ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士)。現在は電気通信大学教授の傍ら、「哲学塾・カント」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)