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古代インドの思想 自然・文明・宗教

ちくま新書 1098

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-480-06802-6
4-480-06802-3
税込価格 880円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

最大の民主主義国家であり、多様な民族・言語・宗教の坩堝であるインドをまとめる価値観とは何か。緻密な哲学思想や洗練された文学理論など、高度に発達した「知の体系」は、いかに生まれたか。厳しくも豊かな自然環境がインド人に与えた影響とは。外の世界から多くを受け入れながら矛盾なく深化・発展させることで、独自の文化や思想を生み出し、世界中に波及させてきた。ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教…。すべてを包み込むモザイク国家「インド」の源流を古代世界に探る。

目次

第1章 インドの大地と自然―思想と宗教を育んだ風土(ひとつのインド―「地理的インド」の統一性
いくつものインド―「風土的インド」の多様性
天然の恵みと食料生産)
第2章 インダス文明と原ヒンドゥー教―半乾燥地域の先史文明(インダス文明の環境と社会
インダス文明の文化と宗教―仏教・ヒンドゥー教との絆
インダス文明の位置づけ―形成から解体まで)
第3章 アーリヤ人の侵入とヴェーダの神々―モンスーンとの出会いと衝撃(アーリヤ人の到来と背景事情
モンスーンとの出会い
自然の猛威とリグ・ヴェーダの神々
リグ・ヴェーダの神観念―インド的自然と神々の世界)
第4章 ウパニシャッドから仏教・ジャイナ教へ―ガンジス平原と森林の思考(アーリヤ人の東漸と「森の民」
ブラーフマナからウパニシャッドへ―神への祭祀から自己への沈潜へ
都市の形成と新思想の興り―仏教とジャイナ教の時代へ
輪廻と解脱―「救いの方程式」の確立)
第5章 仏教と雨―修行者の暮らしと教団の成立(修行者と森林
修行者と雨季
仏教教団と世俗社会)

著者紹介

山下 博司 (ヤマシタ ヒロシ)  
1954年生まれ。東北大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程単位取得。マドラス大学哲学科博士課程修了(Ph.D.)。専攻はインド思想史・文化史、南アジア地域研究、環境思想。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授(国際環境システム論講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)